クルマエビ1万3000匹をつかみ取り 山口で「世界選手権」
クルマエビ養殖発祥の地として知られる山口市秋穂(あいお)地区の海水浴場で29日、「あいおえび狩り世界選手権大会」があった。海外出身者を含む約1000人が参加し、干潟に放たれたエビをつかみ取った数を競い合った。
市などによると、秋穂地区では1909(明治42)年に天然の稚エビを育てる蓄養が始まり、養殖クルマエビが地域を代表する特産品となった。その歴史をPRしようと、毎年大会が開かれ、今年で34回目となる。
今年は全国から約1万8400人の応募があり、抽選で選ばれた約1000人が参加。山口県内在住の米国やスペイン、ミャンマー、ブラジル出身者も参戦した。
網で仕切られた干潟にクルマエビ1万3000匹(約250キロ)が放たれた後、参加者らは合図と同時に一斉に海へとダッシュ。40分の制限時間内にエビを全身ずぶぬれになって探し回った。優勝者は158匹を捕まえた。
周南市の会社員、松野晋平さん(34)は長女の令偉花(れいか)ちゃん(4)と20匹弱のエビを捕まえ「娘が頑張ってくれ、昨年以上に捕まえられた」と笑顔で話した。【脇山隆俊】
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