太宰府で着物レンタル店続々オープン 日本の若者も利用の新潮流
福岡県太宰府市の太宰府天満宮近くで着物レンタル店の開業が昨年1店、今年3店と急増している。日本文化を体験したいインバウンド客需要が主な背景だが、着物になじみのない若い日本人客も利用しており、店主らは「太宰府で日本人に着物の良さを知ってほしい」と話している。
西鉄太宰府駅から徒歩3分の古民家にある着物レンタル「響(ひびき)」(同市宰府1)からは、和装の家族連れやカップルが次々に出て来る。台湾から30歳を契機に訪れた大学の同級生5人グループは、着物や袴(はかま)姿で「かっこいいから着てみたかった」と満面の笑み。さっそく事前に調べてきたラーメン店に足を運んだ。
「響」は2025年5月に少し離れた太宰府-五条駅間に開業し、経営が軌道に乗って10月1日、今年築100年となる南画絵師旧宅「聴松園」に移った。経営する大田黒響さん(30)は熊本市出身。学生時代から海外に興味を持ち、福岡市の民泊会社でネット集客法などを学び起業した。着物を700着以上をそろえ、裏庭には有名庭園デザイナーによる撮影スポットを作り、スタッフ約20人が休みなしで営業する。
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