母の教えを行動に 中高生が熱中症の女性救助、愛知県警が表彰状
熱中症で倒れていた女性を救助したとして、愛知県警瑞穂署は28日、名古屋市緑区の高校1年、木村美愛琉(ちゅらり)さん(16)と中学3年、安藤結優姫(ゆゆき)さん(14)に表彰状を贈った。
7月25日午後3時ごろ、市内の気温は38度に達していた。瑞穂区内のショッピングモールで友人6人で遊んだ帰りで、地下鉄新瑞橋駅の改札をくぐろうとした時だった。
「誰かーっ!誰かーっ!」と大声で叫ぶ男性の声が聞こえた。最初はいたずらかと思ったが、止まらぬ叫び声に2人は「何かあったのかも」と思い、声がする方へと急いだ。
向かった先で、男性がエレベーターのドアを押さえていた。中をのぞくと高齢女性が倒れている。「大丈夫ですか?」と声をかけるも反応がない。後から来た友人に駅員を呼んでもらい、木村さんは119番、安藤さんは110番に通報。間もなくして救急隊が到着し、女性は市内の病院に救急搬送され、一命を取り留めたという。
木村さんは「落ち着いて状況を伝えることができ、1人の命を助けられてよかった」、安藤さんは「小さい頃から母に『困っている人がいたら助けなさい』と言われていた。当たり前のことができてよかった」と話した。
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