新学期、子供の悩みに気づくには 鍵はSNSやAIの新機能活用
8月にはIT大手やAI事業者が相次いで新たなサービスを発表。専門家は「新学期を前に心を塞いでいる子もきっといる。ペアレンタルコントロールはもちろん、対面での声かけなど複数の手段を組み合わせてほしい」としている。
米IT大手「メタ」の日本法人は8月、10代の子供が自殺や自傷行為に関する言葉を短期間で繰り返し検索した場合、保護者に通知を送る機能を日本でも開始したと発表した。
AIに感情や意識があると感じさせるような言葉を使わず感情的に依存しないようにするほか、アカウントを連携すると自傷行為や暴力だけでなく、摂食障害についても保護者が通知を受けることが可能になった。
ITジャーナリストの高橋暁子・成蹊大特別客員教授は「アラートを活用してほしいが、全ての悩みを知らせるわけではなく、あくまで補助的なもの。子供がリラックスした状態の時に悩みがないか聞いてみたり、人が対応する匿名の相談窓口があることを普段から伝えておいたりと、いくつか手段を組み合わせることが早期の気づきにつながる」と話す。【菅野蘭】
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