「笑いと幸せを」 福岡の17歳がひょっとこ踊りで「最年少」V
福岡県みやま市在住で柳川高3年の山下葵生(あおい)さん(17)が、宮崎県日向市で7月にあった「第43回日向ひょっとこ夏祭り」(日向市主催)のひょっとこ踊り個人戦一般ひょっとこ部門で優勝した。祭り事務局は「この部門の史上最年少優勝だろう」と話す。
日向市はひょっとこ踊りを無形民俗文化財に指定し、夏祭りでひょっとこ役を演じるひょっとこの他、きつね、おかめ、シニア(70歳以上)、キッズ(10歳以下)各部門と団体戦で参加者を募り、上位者を表彰している。
山下さんは3歳の時に親戚の結婚式でひょっとこ踊りを見て一緒に踊り出し、「日向ひょっとこ踊りちっご愛好会」(久留米市)で技を磨いている。日向夏祭りで小学生時代にキッズ部門を、2024年は一般きつね部門を制した。
25年はマレーシアへ10カ月の留学で欠場したため、今年は2年ぶりの出場だった。しかし、山下さんは変わらぬきれのある動きを見せ、参加43人の中で最も高い審査結果を受け、同愛好会の一員として挑んだ団体戦も銀賞に輝いた。
山下さんは28日、みやま市役所での優勝報告で「一番参加者の多いひょっとこ部門優勝が目標だったが、今夏はレベルが高く、無理だと思っていた。達成感があってうれしかった」と振り返った。
今後は大学で放送局の仕事を学び、テレビを通じてひょっとこ踊りを広げるのが夢だ。「マレーシアでも日本のトラディショナルダンスと紹介し、踊ったら反響が大きかった。笑いと幸せを与えることができる」と魅力を語った。【降旗英峰】
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