「九州ふっこう応援割」10月開始 熊本支援で予備費1478億円
政府は28日、熊本地震で打撃を受けた観光の復興に向け「九州ふっこう応援割」を10月から始めると発表した。九州7県を対象に旅行・宿泊料金を割り引く。割引率は影響の大きかった熊本県と鹿児島県が6割、他の5県は5割とする。
28日の閣議では、応援割など熊本地震の復旧・復興の支援策を盛り込んだ対策パッケージの財源として、2026年度予算の予備費から1478億円を支出することを決めた。
観光庁によると、九州ふっこう応援割の事業費は151億円。国が各県を通じて旅行業者に交付し、消費者は割引価格で旅行商品を購入できる。1人当たりの割引の上限は1泊なら2万円、同一県内に2泊以上なら3万円、2県以上で宿泊する場合は3万5000円。10月1日以降の宿泊分について、各県が予約開始日や対象期間を設定する。
対策パッケージでは、被災地で多く使われている個人が持つ井戸の復旧を公費で負担する。全壊世帯などに対する最大300万円の被災者生活再建支援金は速やかに支給。避難者が通学、通院するための無料巡回バスの運行も支援する。【森田采花】
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